女性のためのボディーメンテナンス・カイロプラクティック『ボディーメンテナンス六甲道院』

○女性にとって憂鬱な生理痛

生理痛には、腹痛・腰痛・頭痛・吐き気・倦怠感などの症状が出てきます。
その原因としては、ホルモンバランスが乱れる事によって、生理中に分泌される「プロスタグランジン」という物質の分泌量が多い為、子宮を収縮させ、子宮内膜がはがれるときの出血（経血）をスムーズに体外に出す役割の物質がたくさん出てくると、子宮の収縮が過剰になって陣痛のような痛みの原因になります。さらにやっかいなことに、生理前にはリラキシンというホルモンが分泌され靭帯が柔らかくなる事から骨盤が歪みやすくなります。

また、体が冷えると血液の循環が悪くなり、プロスタグランジンも骨盤内に滞り、痛みが強くなり ホルモンや自律神経のバランスを崩し、血行を悪くさせ、さらに体温調節の機能なども低下させ、不快な症状を感じやすくさせるのです。

○ボディーメンテナンスでは

カイロプラティックでは、骨盤のねじれが子宮などの骨盤内臓にもねじれを発生させ
子宮粘膜に対する刺激を増強させると考え骨盤のねじれを改善させることで、粘膜刺激が軽くなり、血液循環も良くなる事で下腹部痛が改善されるわけです。

リラキシンという女性ホルモンの一種が骨盤を安定させている靱帯をゆるめる働きがあり普段から骨盤にゆるみがある人はゆるみが増強されて関節（仙腸関節や恥骨結合などの）に離開が生じ防御反応としての筋緊張も強くなって、骨盤周囲に痛みが発生すると考え、普段のゆるみを軽減させておくことで生理時（生理前）の腰痛・臀部痛が改善されます。

ホルモンバランスにおいては、頭蓋骨がリズミカルに収縮－膨張するという考え方があり、リズム運動が正常な時にはじめて、ホルモンも正常に分泌されると考えられ頭の骨がポンプ運動することで視床下部（脳の中心付近にあります）や下垂体（視床下部の下にぶらさがっていますそのリズム運動を正常化させると視床下部や下垂体の機能が回復しホルモン分泌が整えられ、生理が正常になるというわけです。この頭のポンプ運動は、頭の骨や骨盤の柔軟性、背骨の柔軟性があって始めて理想的なポンプ運動が生じる事から全体的な柔軟性が出ると、ホルモンバランスは良くなり血行も改善し生理痛が良くなってきます。