カイロプラクティックは、今から約100年前、アメリカのD.D.パーマーという人によって創始された療法です。カイロはギリシャ語で「手」、プラクティックは「技術」を意味し、「手の技」という意味になります。
病気や症状の原因は、脊椎などの椎骨の構造的なゆがみ・ずれによって引き起こされます。
施術者は手を用いて身体のゆがみを調整し、神経の働きを回復します。
基本的には「脊椎」(背骨)にアプローチしていきますが、最近では筋肉の緩和操作を取り入れるところも多くなっています。
薬などを使わずに、身体が本来もっている自然治癒力を引き出すことができます。
現在、先進諸国では正式な医療として認知されており、科学的かつ安全な療法として普及しています。
カイロプラクティックは医学的裏付けがあり、先進諸国では正式な医療として認められています。
プロスポーツ選手が、身体のメンテナンスのためにカイロプラクターと契約している例も少なくありません。
大リーグで活躍する松井秀喜選手が、渡米後、カイロプラクティックにかかって腰痛から救われたのは有名な話です。
当院では、WHO(世界保健機関)より「カイロプラクティックの基本教育と安全に関するガイドライン」に準処した教育を受けたカイロプラクターが施術いたします。
カイロプラクターを訪れる方の数、特に熟年層の方の数は増加の一途をたどっています。
脊椎機能が良好になると、動作が機敏になり生命力や耐久力や食欲は向上します。
多くの方が加齢につきものである慢性的な膝や腰の悩みに効果があったとおっしゃっています。
また、成長痛として軽視される子供時代の数々の健康問題は、往々にして脊椎に起因する場合があります。定期的にカイロプラクティックの施術を受けることで、これらの問題を発見でき、 大人になって表面化してくる健康上の問題の多くを未然に防ぐことができます。
カイロプラクティックと整形外科が扱う病気はかなり共通しています。例えば腰痛、肩こり、五十肩などです。両者の診断法と治療法を説明すると、整形外科は診断に際し、医学的検査(神経学的、整形外科的検査など)とレントゲンなどの画像検査を行います。
カイロプラクティックは整形外科と同様に医学的検査や画像検査も参考にしますが、 それに加えてカイロプラクティック独自の検査を行います。
カイロプラクティックで行う独特な検査は、姿勢検査や触診です。姿勢検査では、背骨のカーブの乱れを見て、背骨のどこに過剰な負担がかかっているかなどを観察します。
触診では、医学的検査や画像検査では捉えられない異常を熟練した手の感覚で見つけ出します。関節の動きの悪さや筋肉の異常な硬さ、皮膚の張りや温度の変化を探すのです。
腰痛や肩こりで整形外科にかかると、「レントゲンでは骨には異常はありませんね。」と症状のある部位を見ず、触りもしないことがあります。そして、腰痛や肩こりの原因には触れず、単に症状を抑える作用しかない薬や注射で治療をします。
カイロプラクティックは、上記の様々な検査結果から総合的に判断して腰痛や肩こりの原因を特定し、マニピュレーション、物理療法、エクササイズ処方、生活習慣改善指導など、 安全で自然治癒力を生かした治療を行い根本的な治癒を目指します。